タレントりゅうちぇる(25)が17日、都内で「渋谷原宿ファッションフェスティバル」キックオフ会見に長谷部健区長らと出席した。

毎年3月と10月に開催され、日本のファッションカルチャーを「ファッションの街」である渋谷・原宿から発信し、街全体を盛り上げることを目的としたフェスティバル。

この日「竹下通りに迷い込んだマイケルジャクソン」と題し個性的なファッションで登場したりゅうちぇるは冒頭「みなさん、こんにちは。りゅうちぇるです~」と元気にあいさつ。

高校卒業後、渋谷・原宿に憧れて上京してきたといい「自分を育ててくれた、作ってくれた街なのでファッションフェスティバルに携わることができてすごく光栄です」と笑顔で話した。

「渋谷・原宿」はどんな街か、と聞かれると「個性が行き交っている街。系統や夢が違えどシンを持っている人が集まりすごくすてきな空気感を生む。刺激であふれている街ですね」と魅力を話した。

「個性」という言葉の意味については「ファッションの個性なのかと思われがちなんですけど実は内面的な個性で、好きな物を貫くところだったり肩書にとらわれず、自分らしく生きていくことだと思うんです」と独自の考えを話した。

ファッションショーのプロデュースを務めるのは初めてだったといい、終了後「多様性なファッション、そのよさを伝えることができたと思います」と胸を張った。

22歳という若さでパパになり、子供が大事だからこそ「自分らしいパパ」になることが大事だと訴えた。「僕がパパなのに偽って生きてしまったら子供に何を教えられるんだろう。僕が自分を偽ってしまったら子供に対して教えるのも全てウソになります。周りからの目を気にした教育になってしまいます。僕は子供にも自分に自信を持って生きていってほしい。自分を愛することを大切にしています」と真剣なまなざしで語った。

長谷部健区長は「コロナ禍でいろんなことが中止になって止まっている中で1歩ずつですけどチャレンジし新しい渋谷を追い求めていけたらと思います」とコメントした。