新型コロナウイルスに感染していた女優の広瀬すず(22)が、撮影再開した映画「いのちの停車場」(成島出監督、21年公開)のスタッフに温かく出迎えられ、思わず泣いてしまったことを明かした。

広瀬は6日に都内近郊での撮影に参加するため、撮影現場で定期的に行うPCR検査を受け感染が判明。撮影は翌7日からストップしたが、19日から再開した。広瀬は21日、インスタグラムを更新し、「いのちの停車場 無事に撮影終える事ができました」と報告。「もう毎日作品のことを考えていて、でも考えるだけで正直すごく苦しくて、色んな事抱きながら、まず大きな声出して皆さんに謝ろう、と思って現場に向かったのですが、まさかのスタッフの皆さんがサプライズで出迎えてくれて、ずっと誰と話す時も、会う時も、何か張っていたものが、その一瞬で緩んで、安心したのか、止められなくなってしまって、役ないときにあんな泣いたのいつぶりだろう。。と思うほど溢れてしまいました」と明かした。

続けて「あの光景一生忘れない。。忘れられないです。おかえりなさいと言ってくれたこと、本当に救われました。この映画では、皆んなを救うような太陽でいてほしい、麻世ちゃんには、と監督に言われていたのになぁ。。こんな私に、あったかく、笑顔で迎えてくださった皆さんにどうしてもどうしてもお礼がちゃんと伝えきれてない気がして、言いたくて」と、感謝の言葉をつづった。

さらに、「私、人前で喋ると、凄く焦ってしまうんですよね。意味わかんない事言っちゃうし、思ったように伝わらないし、言いたい事言えなくて、言い忘れとかありすぎて毎度後悔するんですけど、今回もそうだったので、この場をお借りする事にしました」と、SNSにつづった理由を説明。「いのちの停車場に携わった皆さんに届くといいけれど。。1人でもみてくださってたら、他のスタッフさんに伝えてください!ほんと、お願いします。。。笑」と呼びかけ、「この作品参加できること決まってから本当に楽しみで毎日作品のこと考えてたんです。なのに最後の最後に大きな迷惑をかけてしまって、ただでさえシビアな環境の中の撮影で、緊張感ある中でいつもよりストレスが多かったと思います。私のせいで、余計心まで疲れさせてしまって、本当にごめんなさい」と、打ち明けた。