米俳優ロバート・デ・ニーロ(77)が、米ニュース専門局MSNBCのインタビューで、大統領選の敗北が確実となりながらも抵抗を続けるトランプ大統領について「ネジが緩んでる」と発言した。

これまでも度々トランプ大統領に対して「くそ野郎」「ペテン師」「IQが低い」などと罵倒してきたデ・ニーロは、民主党のバイデン氏の勝利が確実になって以降、初めて自宅からリモートでの取材に応じ、「トランプ大統領がもし新型コロナウイルスに関して正しい政策を行っていたなら、この選挙に勝つことができたでしょう。私はそれについては満足しませんがね。でも、彼はどう対処していいのかさえ分かっていなかったと思う。銃をまっすぐ撃つことができないギャングみたいにね」と語った。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)