柴咲コウが主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「35歳の少女」(土曜午後10時)の21日放送の第7話視聴率(関東地区世帯)が7・7%だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・1%、第2話は9・6%、第3話は10・0%、第4話は9・1%、第5話は9・4%、第6話は7・6%だった。

人気脚本家の遊川和彦氏のオリジナル作品。不慮の事故で25年眠り続け「体は35歳、心は10歳」として目覚めた主人公・望美(柴咲コウ)の成長物語。舞台となる1995年と2020年の間の25年間の社会変化が描かれる。

望美を献身的に介護してきた母親・多恵役を鈴木保奈美、父親・進次役を田中哲司、妹の愛美役を橋本愛がそれぞれ演じる。また、望美の初恋の相手・広瀬結人役を坂口健太郎が演じる。

第7話で望美はけんか別れしてしまった家族のことが内心気になりつつも、これからは結人のために生きようと決めた。しかし、両親にあいさつさせてほしいと頼む望美に、結人は家族とは縁を切ったと濁した。

一方、家庭内別居状態が続く進次は、加奈(富田靖子)から離婚届を突きつけられた。

さらに、謎の大金を手にした達也(竜星涼)は本当の父親に会いに行ったと話した。そしてデザイナーとして就職先の見つからない愛美は、鉢合わせた相沢(細田善彦)と藤子(大友花恋)から結婚の報告を受け荒れていた。

教師としての理想をかなえられる小学校を見つけられない結人は人知れず追い詰められていた。そんな中、アナウンサーの夢を諦め洋食屋でアルバイトを始めた望美の元に多恵が現れた。“普通の人生”を歩もうと焦る心の内を見すかされながらも、望美は多恵の前で強がった。多恵は、“結人が望美の気持ちを受け止められなくなる”と、不吉なことを言い残した。

その日、再び両親に紹介してほしいと頼まれ根負けした結人は、望美を連れて実家へ向かった。そこで望美は、今まで知らなかった結人の家族関係を目の当たりにした。