木村佳乃主演のTBS系金曜ドラマ「恋する母たち」(午後10時)の27日放送の第6話平均視聴率が8・5%(関東地区世帯)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・5%、第2話は7・4%、第3話は7・8%、第4話は7・8、第5話は8・2%だった。

柴門ふみ氏の同名漫画が原作。同じ高校に通う息子を持つ3人の母親(木村、吉田羊、仲里依紗)の恋や悩み、友情が描かれる大人のラブストーリー。

第6話で、慎吾(渋川清彦)が再び杏(木村佳乃)の前に現れた。与論島での離婚話が島でうわさになり、妻の耳にも入って家を追い出されたというのだ。慎吾は離婚届にあった杏の住所を頼りにやって来たのだが、その身勝手な慎吾に怒りを覚えた杏は、母・綾子(夏樹陽子)の連絡先を教え、雨の中、彼を突き放した。

その後、杏は階段から足を踏み外し松葉づえ生活となった。息子の研(藤原大祐)と一緒に綾子のところで世話になることになった。そこには慎吾も身を寄せていた。しかし、そのことを斉木(小泉孝太郎)に知られてしまった。

千葉で1人暮らしをスタートさせた優子(吉田羊)は、千葉の営業部が本社の宣伝部とは雰囲気が全く違い戸惑っていた。あいさつに行った得意先のスーパーで嫌みなことを言われるなど、驚くことばかりの優子だったが、初めての営業の仕事をひたむきにこなしていた。

そんな時、杏が勤める高根不動産に「吹っ切るために住むところを変えたい」という男性がやってきた。申込書の勤務先にコジカフーズと書いたことから、相手が優子が思っている赤坂(磯村勇斗)ではないかと察した。

同じ頃、まり(仲里依紗)は夫・繁樹(玉置玲央)の傲慢(ごうまん)な態度にうんざりしていた。夫は落語家になりたいという繁秋(宮世琉弥)のことを一向に認めなかった。一方で相談していた丸太郎(阿部サダヲ)からは思いがけない返信が届いた。

そんな中、誰もがうらやむ生活を送っている蒲原家に災難が襲った。