2日にデビューシングル「Step and a step」を発売し、正式デビューした9人組ガールズグループ、NiziU(ニジュー)がこの日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)に生出演し、「Step-」を披露した。デビュー後のパフォーマンスは初めて。

メンバーは1人1人、スタジオに登場。休養中のMIIHI(16)が紹介されると、メンバーは笑顔で「MIIHI~!」と叫び、笑顔で一緒にデビューする仲間を祝福した。

デビューという、本格的な1歩を踏み出した。MAKO(19)は「今日みんなで朝、同じ服の私たちのグッズのパーカを着ていた。その時に、やっぱりデビューするんだって実感が湧いた」。RIMA(16)は「『グループなんだな』みたいな感じの気分で、これからいろんな面を見せて行けたらいいな」と、笑顔で話した。

デビュー前に紅白初出場が決まるなど、多忙な日々を送っている。NINA(15)は「忙しいとか、そういうのよりも、番組に出られることがうれしくて、気付かないです」。RIKU(18)は「1回1回の出演がすごく楽しみ。カメラの前でいろんなことをさせていただいて、いろんな経験ができていて、楽しいです」と無邪気な笑顔を浮かべた。

年末には、MAKOが毎年見ていたという紅白が控えているが「紅白といえば、年の納めの大きな番組だったので、まさか私たちが出演できるとは…」と恐縮した様子。AYAKA(17)は「どんなシチュエーションでも、この曲が合うと思うので、たくさんの人に聞いて欲しい」と呼び掛けた。

パフォーマンス後、MAYUKA(17)は「今日はみんないい緊張感で楽しめた」と、前回の出演時、自身のラップパートで音程を外してしまった反省を生かせたと話した。最後にMAKOは「たくさんの方々のおかげで今日、無事にデビューすることができた。これからもいろんなことがあると思うが、9人で支え合いながら協力しあって、すてきなグループにしていきます。応援よろしくお願いいたします」と、思いを込めた。

「Step-」の、YouTubeミュージックビデオ再生回数は、公開初日で1000万回を突破。6月に配信されたプレデビュー楽曲「Make you happy」のサビの「縄跳びダンス」に続き、サビの特徴的な「うさぎダンス」が注目を集めている。

同曲は、プロデューサーのJ.Y.Park氏が、デビューメンバーを決めるオーディションの課程で、さまざまなプレッシャーと闘ってきたメンバーに対し、伝えたい言葉を込めた楽曲。「もうサバイバルは終わっているから、平穏な気持ちで1歩ずつ、ゆっくり、自分たちの歩幅で歩いていって欲しい」というメッセージが込められている。応援ソングとなっており、コロナ禍の現在、多くの人の心に響く歌詞となりそうだ。