NHKは14日、大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(午後7時30分)に、さだまさし(68)が出演することを発表した。さだの同番組出演は、07年以来13年ぶりとなる。

さだは同番組の「今こそ歌おう みんなでエール 特別企画」に出演する。これまで4450回以上の公演を開催してきたさだも、コロナ禍で2月からコンサート活動の休止を余儀なくされてきた。その中で、3月に同局で「泉谷・さだの“ふんばれ!ニッポン”」や、8月の「ライブ・エール」に出演。自身が設立している公益財団法人「風に立つライオン基金」を通じて、医療従事者の派遣や支援を行ってきた。

今回は「奇跡2021」を紅白バージョンで披露するという。年が明けた1月1日午前0時20分からはNHK総合で「2021新春生放送!年の初めはさだまさし」の放送も決まった。さだは「未曽有のウイルスに世界中が疲弊しています。この時期に紅白歌合戦にお招きいただいたことはとても光栄です。僕達の音楽に出来ることは、心が弱っている方達への心からのエールを送ることだと思います。誰かの元気と勇気のために精いっぱい歌います」とコメントした。