「令和2年度文化庁長官表彰」に決まった歌手小林幸子(67)が、16日放送のTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演する。

このほど収録が行われ、17日の表彰式を前にMC生島ヒロシ(69)と、その歌手生活を振り返った。

小林は9歳の時に国民栄誉賞受賞の作曲家古賀政男氏のスカウトを受けて、1964年(昭39)に10歳で「ウソツキ鴎(かもめ)」で歌手デビュー、20万枚のヒットとなった。低迷期も経験したが、79年には「おもいで酒」が200万枚超の大ヒット。「紅白歌合戦」での歌手美川憲一(74)との衣装対決で注目を集め、最近では“ラスボス”キャラで「千本桜」をヒットさせている。

「永年にわたり、歌手として活躍するとともに、音楽文化の普及に努め、我が国の芸術文化の振興に多大な貢献をしている」ことにより表彰された。

小林は「歌い続けて良かったです。両親に感謝! 。デビューして57年目になりますが、1度もお休みをしたことがないんです」と振り返った。今も、恩師の古賀氏から贈られた「人は悲しいとどうなる? そこに、しゃがむんだ。立ち上がるために!」の言葉をかみしめていると述べた。