2021年の芸能界でブレークしたり、バズる「急上昇」候補は-。日刊スポーツが注目する新星たちを「2021年『急上昇!』」と題してお届けします。

   ◇   ◇   ◇

放送中のNHK「麒麟がくる」(日曜午後8時)で大河ドラマデビューを飾り、勢いに乗るのが女優井本彩花(17)だ。同作品では、染谷将太(28)演じる織田信長の妹・お市として登場。「慣れないセットだったので、緊張で心が落ち着きませんでした」と撮影を振り返る。監督からOKをもらっても「もっとこうした方が良かったなと思うことが多々あった」といい、「自分の納得いく演技をもっと研究しようと思いました」と向上心をのぞかせる。

バラエティーで見せる新たな一面も話題だ。レギュラーのテレビ朝日系バラエティー「オスカルイーツ」(水曜深夜2時36分)では、デカ盛りグルメの完食に挑戦。ある時は総重量1・7キロの巨大ラーメンをペロリと平らげ、ウエスト59センチの細い体のどこに入るのかと思ってしまうほどの大食いぶりを披露している。

収録当日は空腹状態、準備万全で臨むといい「お料理の1口目が何よりもおいしくて、幸せを感じています。食べることってこんなに幸せなんだってかみしめています(笑い)」。きちんと健康管理にも努め、「番組の次の日はヘルシーなものを食べたり、無駄な間食やお菓子を控えたりしています。最近はまた家でできる運動をやり始めました」と話す。

来春、高校生活最後の年を迎える。女子高生としては「普段学校では5人グループなんですが、そのメンバーでディズニーに行きたいです!」。女優としては「自分らしさを明確にするのが今後の目標」といい、「焦らず自分のペースでお仕事を頑張りたい。私らしさを忘れず、1つ1つのことをやり遂げていきたいです。お仕事もプライベートも、去年以上に充実した1年になったらいいな」と意気込む。

伸び盛り、食べ盛り。成長著しい井本から目が離せない。

◆井本彩花(いもと・あやか)2003年(平15)10月23日、京都府生まれ。17年「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得し、芸能界入り。同年、テレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」で女優デビュー。20年の出演ドラマはテレ朝系「女子高生の無駄づかい」、フジテレビ系「さくらの親子丼(第3シリーズ)」など。

「急上昇!」写真&まとめはこちら>>