NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の15日に放送された第30話の平均視聴率が18・1%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、山村千鳥一座が解散し、千鳥(若村麻由美)の紹介で再び鶴亀撮影所にやって来た千代(杉咲花)。所内を案内する助監督の小暮(若葉竜也)から、女優と呼ばれ舞い上がった。そして癖の強い片金所長(六角精児)と監督のジョージ本田の面談を受けることになり、容姿を見ただけの面談で合格した。早速、大部屋に行って先輩の女優からの容赦のない嫌がらせ。さらに、撮影をしていた手伝い役の女優が腹痛をおこし代役で撮影に臨む事になった。しかし通りすがるだけの役に違和感を感じた千代はアドリブを入れると監督を激怒させてしまった。