宝塚歌劇団の元星組トップ峰さを理さん(本名安田峰子=やすだ・みねこ)の訃報を受け、宝塚の後輩らが追悼した。

大和悠河はツイッターで、「峰さん、あまりに突然で言葉がありません。『CHICAGO』の時は本当にお世話になりました。頼もしくって優しくて、、、NYで励ましてくださった事、涙が出るほど嬉しかっです」と、2016年に宝塚OGによるミュージカルで共演した当時の写真をアップし、「峰さを理さんご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

月影瞳はブログで「1番の思い出は雪組公演の『春櫻賦』で 当時、星組から雪組へ組み替えしたばかりで不安の中、所作の一つ一つ、丁寧に根気強く教えてくださいました。『峰先生』とお呼びすると『先生』はやめて!と笑いながら仰っていたのを思い出します」と振り返り、「語りきれない事ばかりですが峰さんから教えて頂きましたことを胸に刻みたいと思います。心より御冥福をお祈り致します」とした。

越乃リュウはインスタグラムで「私が現役の時にお芝居の指導に来てくださりご一緒いたしました。勇ましく強くそして優しさがあふれ出ている方でした。峰さんの現役を拝見したことがなかったのでどんなに素敵な男役だったのだろうと稽古場で見惚れてしまっていた自分がいたのを思い出しました」としのび、「ほんの一瞬でもご一緒できたあの時間に感謝いたします。ありがとうございました。御冥福をお祈りいたします」と追悼した。

峰さんは1月30日夜、都内の病院で、甲状腺がんのため亡くなった。68歳だった。