俳優阿部寛(56)主演のTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜午後9時)が4月にスタートすることが10日、分かった。

同作は、昨年7月期に放送予定だったが、新型コロナウイルスの影響で放送が延期となっていた。

週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて連載中の三田紀房氏の「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された前作の15年後を描いた続編で、ドラマオリジナルの展開も予定されている。

前作は、倒産寸前の私立龍山高校に赴任した主人公の弁護士・桜木建二が同校を超進学校に生まれ変わらせようと生徒と奮闘する姿が描かれた。本作では、時代の変化と共に、知識詰め込み型の「記憶力試験」から「実践的な学力を測る試験」へと移行した「21年度の新受験戦争」にぴったりな勉強法や受験への心構えを伝える。

前作の「東大クラス」の生徒は、山下智久、長沢まさみ、小池徹平、新垣結衣、中尾明慶ら、日本を代表する実力派俳優へと成長した。本作でも1000人を超える応募の中から選抜された、次世代を担う、フレッシュな役者たちが生徒役を担う。

プロデューサーの飯田和孝氏は「この春、ようやく『ドラゴン桜』を皆さまにお届けできることになりました」と伝え、「阿部寛さん演じる主人公の桜木建二は、若者たちを超俯瞰(ふかん)で見ているようで、深い部分では気にかけている人物です。そんな桜木が、令和の若者にどう向き合っていくのか、注目してもらえたらと思います」と見どころを語った。

そして「日曜の夜に『月曜から頑張ろう!』と思える、元気の出るエンターテインメントをお届けできたらと思っています。頑張ります!」と意気込んだ。