葵わかな（22）が16日、都内で、主演を務めるミュージカル「The PROM」製作発表会見に、三吉彩花（24）らと出席した。

昨年、結成25周年を迎えた岸谷五朗（56）寺脇康文（58）による演劇ユニット「地球ゴージャス」初の海外作品。

同作は、2018年にブロードウェーで開幕。19年には、トニー賞7部門にノミネート、20年12月にはNetflixで映像化もされ、世界的にも注目を集めており、日本初上演となる。

葵は、レズビアンの女子高生の主人公エマを演じる。劇上では、三吉とカップルとなるが「エマは物語の間、結構複雑な環境に身を置いている役で、当たり前だと思うことを周りに理解してもらうのに、すごく苦労して、本当に、田舎の女子高校生が、自分の当たり前を貫くために、どうしたらいいかと成長していくような部分があります」と、役について語った。

そして「そこに対する、エマの強さを表現していきたいと思うし、そういう状況でもアリッサ（三吉）との恋路は、重大で、ドンドン進めていきたい」と語った。

女子高生役に「私たち、実年齢は少し上なんですけど、エマ、アリッサらしい2人のかわいらしい恋の感じが、プロムっていう目標を目指して、見えたらいいなと感じています」と意気込んだ。

物語の舞台は、米国の高校。卒業生のために開かれるダンスパーティー、プロムで、レズビアンの主人公エマが、さまざまな人たちとの触れ合いにより、自分らしく生きることを貫こうと奮闘する姿が描かれる。

3月10日から東京・TBS赤坂ACTシアター、5月9日から大阪・フェスティバルホールで上演される。

大黒摩季（51）草刈民代（55）保坂知寿（59）霧矢大夢（46）らも出席した。