関ジャニ∞横山裕(39)が、4月スタートのテレビ朝日系ドラマ「コタローは1人暮らし」(土曜午後11時30分)で連続ドラマに初主演することが17日、分かった。

原作は「ビッグコミックスペリオール」(小学館)連載中の津村マミ氏による同名漫画。横山演じる売れない漫画家・狩野進が住むアパートの隣室に、1人暮らしの5歳児・さとうコタローが引っ越してくる。狩野はコタローの大人びた様子をいぶかしみつつも、時折見せる子どもらしいけなげさに何かと世話を焼くようになる。コタローと出会い成長していく狩野を描く、心温まるコメディーだ。

横山は近年フジテレビ系ドラマ「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~」シリーズや映画「決算!忠臣蔵」などに出演。40歳目前での連ドラ主演に感慨をにじませ「30代で培ったものをこの作品で出し切れるよう頑張りたいと思います」と意気込む。原作については「コタローの発する言葉はエッジが効いていて、メッセージ性が強いんです。ハッとさせられることがたくさんある」といい、「丁寧に演じて、視聴者の皆さんにメッセージを伝えていけたら」と話す。

コタロー役の川原瑛都(7)は3歳でTBS系ドラマ「カンナさーん!」に出演。コタロー役オーディションでも審査員を驚かせる演技力を披露したという。大人顔負けの発言を繰り出す“訳あり5歳児”の難役に挑む川原は「コタローは“うれしい”とか“楽しい”という感情を顔に出さないけど、強い気持ちをもっています。その気持ちを考えながら堂々と演じて、テレビの前の皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ります!」。横山は、役柄同様しっかり者の川原について「僕は頼もしい瑛都くんについていくと決めました!引っ張っていってもらいます(笑い)」と話している。