テレビ朝日系連続ドラマ「にじいろカルテ」(木曜午後9時)が第5話の放送を迎えます。秘密を抱えた女性ドクターと、へんてこな外科医、若き看護師の3人が織りなす医療ヒューマンドラマです。第5話のあらすじを紹介します。

 

虹ノ村に人気バラエティー番組「ぽつんと診療所」がやってくる。テレビ取材に張り切る村人たちだが、真空(高畑充希)は病のことや、この村にいることをまだ母親に伝えられていないとこぼす。そんな中、テレビクルーのカメラマンが足から血を流していることに、太陽(北村匠海)は気づく。

一方、佐和子(水野久美)の家で朔(井浦新)の涙を見て以来、何かつらい過去があるのだろうと察しつつも、本人が言うまで何も聞かないと決めた真空と太陽。そんなある日、真空は、畑で作業をする朔を窓からじっと眺めながら何やら考える太陽を見かける。どこか寂しげな表情で「ちょっとうらやましいなあ」と呟く太陽に、その意味を測りかねる真空。

その夜、太陽の様子がおかしいことを察した朔は、妻の沙織(佐々木希)との過去を、ゆっくりと話し始める。「仲間だから気を使わせるのは嫌なんだ」と無理して笑う朔。しかし、その話を聞いた太陽は、なぜかさらに辛そうに顔をゆがめ、寒空の中、診療所を飛び出してゆく。

数日後、ついに虹ノ村が取材された「ぽつんと診療所」の放送日。にじいろ商店にいつものメンバーで集い、酒盛りをしていると、いつの間にか泥酔した太陽が、突如ブチ切れ始める。「あんたらには、分かんねえんだよ」。