東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ紙7社の映画担当記者で構成)が主催する第63回ブルーリボン賞が、23日までに決まった。
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成田凌(27)が「窮鼠はチーズの夢を見る」「糸」「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」で助演男優賞を受賞した。
「窮鼠-」では、関ジャニ∞大倉忠義演じる先輩に告白する男性役でラブシーンも演じた。「普通のラブストーリーとして、見てもらえればと思って演じた。男同士なので見えちゃいけないものは何もなく、やりやすかった。大倉君のおかげで確実に良い作品になった」。
振れ幅の大きな演技が評価されたが「役に頼ってしまう自分がいる。何も頼らず芝居できる人になりたい。進化したい」と誓った。
◆ブルーリボン賞 1950年(昭25)創設。「青空のもとで取材した記者が選出する賞」が名前の由来。当初は一般紙が主催していたが61年に脱退し、67~74年の中断を経て、東京映画記者会主催で75年に再開。ペンが記者の象徴であることから、副賞はモンブランの万年筆。主演男、女優賞受賞者が、翌年の授賞式で司会を務めるのが恒例。
※第63回ブルーリボン賞授賞式は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催を見送ります。