GLAYが2021年の活動の所信表明を1日、発表した。昨年、思うように活動ができなかった同バンドが、今年、より多くのエンタメを届けるため動きだす。

3月からは、4カ月連続配信ライブが決定。ライブツアーの開催がまだ不透明な状況だが、メンバーがかねて熱望し温めていた企画である「メンバーおのおののプロデュースオンラインLive」を開催する。

同ライブは、メンバーそれぞれが演出を含めたライブプロデュースを担当し、おのおのの作曲したセットリストで構成されたオンラインライブをファンに届ける。

27日に開催する「THE ENTERTAINMENT STRIKES BACK魁☆照男(シャイニング)達(メン)」では、リーダーのTAKUROが作曲した楽曲のみでセットリストが組まれる。生のバンド演奏にこだわり、映像演出では実験的な技術を取り入れるなど、これまでに見たことのない新感覚のライブになる。その後も、4月には、ギターのHISASHI、5月はベースのJIRO、6月はボーカルのTERUによるセットリスト。

4月には、20年前のアルバムのリマスター盤「ONE LOVE Anthology」をリリース。5月には、昨年12月に行われた「GLAY DEMOCRACY 25TH“HOTEL GLAY GRAND FINALE”in SAITAMA SUPER ARENA」の映像化が決定した。

TAKURO(49)は「昨年は新型コロナウイルスのまん延という未曽有の事態により、エンターテインメント業界を含む多くの方々の活動がままならない特殊な1年だったかと思います」。

「僕等GLAYも同様に、予定していたさまざまな活動を自粛せざるを得ない状況になりましたが、そんな中、どうにか開催までこぎつけた12月のさいたま公演のオープニング映像でHISASHIが使った言葉に『THE ENTERTAINMENT STRIKES BACK(エンターテインメントの逆襲)』というものがあります」

そして「2021年に突入しても大きく変わらない状況ですが、この業界の前進を少しでも後押しできるよう、そして待ってくださっている多くのファンの皆さんのためにも、今出来る事とともにGLAYは動きだしたいと思います」とコメントしている。

また、年末を目掛けて、16枚目となるアルバムのリリースも発表された。