博多華丸・大吉の博多大吉(50)が、NHKを3月いっぱいで退職する近江友里恵アナウンサー(32)の今後について語った。

大吉は10日、水曜パートナーを務めるTBSラジオ「たまむすび」に出演し、NHK「あさイチ」でともにMCを務めてきた近江アナについて「すごい人なんです、あの人」と言及。近江アナが学生のころから「NHK全国大学放送コンテスト」のアナウンス部門で優勝するなどしてきた経歴を紹介し、「だからもう、言ったら“ナチュラル・ボーン・NHKアナウンサー”みたいな感じで『あさイチ』担当になって、すごくみんなからかわいがられて、結果を出されて。『2、3年後には紅白(歌合戦)の司会してるだろうなぁ』って僕は横に居ながら思ってたんですよ。間違いなくこの子はNHKを背負って立つんだろうなと思ってたら、『辞めます』っていう話で……」と、退社を知らされた時の驚きを振り返った。

ともに番組MCを務めてきたが、ここ1年はコロナ禍もあり、仕事場以外で近江アナと話す機会がほとんどなかったという。「今まで通りの1年だったら、食事会の席でいろんな話を聞いて、そこでそういう話も聞けたんでしょうけど、今回は結果しか聞かされなかった」と大吉。退社の理由などについて「なんで?って聞きたいけど、トップシークレットだから、スタッフさんもごく一部しか知らないことだから口にも出せず。近江さんの連絡先も知ってるけど『どないなってまんの?』ってヅカヅカ土足で入っていくわけにもいかんから、聞くに聞けず、なんだかんだで卒業を迎えて現在に至るんですけど」と、直接は聞いていないとした。

近江アナは「あさイチ」最後の出演となった5日放送で、4月以降は街づくりの仕事に関わると説明していた。大吉は「そういう仕事があるんですって。具体的に僕の口から言うのはやめますけど、そういう企業に入って、4月から会社員として働くらしいです」と話した。