俳優伊藤淳史(37)が15日、都内で、主演映画「未来へのかたち」(大森研一監督、5月7日公開)の完成報告会見を行った。

愛媛県砥部町を舞台に砥部焼を追究する主人公と家族を描いた作品。吉岡秀隆(50)橋爪功(79)らとともに、実際に砥部焼に挑戦しながら撮影を行った伊藤は、「子供たちの名前を入れた茶わんを作らせていただき使っています。オールロケだったのですが、いたる所に砥部焼が飾られていて、溶け込んでいる焼き物」と振り返った。

橋爪は、伊藤と吉岡が砥部焼に挑む様について「本当に上手で怖いもの知らず。僕だったら緊張してできない。2人とも野放図でね」と褒めていた。

陶器が大好きで、撮影の合間に窯元を訪ねるなどしたという内山理名(39)は「土を取りに行くシーンがあるのですが、焼き物が手元に届くまでの大変さを知ることができた」と話した。