TBSを退社した元アナウンサー笹川友里(30)が、新会社を設立したことを報告した。

笹川は22日、インスタグラムで「この度、会社を立ち上げました」と報告。「振り返ってみると、これまでの人生で自分の心が揺れ動いた瞬間はいつも、誰かと出会い、新たな繋がりが生まれた時でした。もっと人との”接点”を大切にする社会にしたいという思いから、settenと名付けました」と、社名とその由来をつづり、「settenのテーマは”心地よさ”です。リスナーにとってもゲストにとっても心地良い番組を届けたり、今後は表に出る仕事に限らず、日々の暮らしが心地よくなるモノづくりにも携わりたいと思っています」とした。

「家庭で過ごす時間が増え、自分と向き合う時間も増える中、『家族をしっかりと支えつつ、仕事も丁寧にしていきたい』と気付きました。自分のペースを保ちながら、これまでのご縁もこれからのご縁も大切にしていける形を模索した結果が、『会社を作ってみよう』でした」と経緯を説明。

「今はたった一人の会社ですが、お取引先の皆様、これまでお世話になった方々、家族、友人。様々な方にお力を借りながら精進する日々です。まだなかなか日常が戻らない日々が続きますが、背伸びせず少しずつ経験を積んで参りますので、どうぞ宜しくお願い致します」と呼びかけた。

笹川は13年に一般職採用で入社し、「王様のブランチ」などでADを務めた。同局の番組で「美人すぎるAD」と紹介され、14年4月にアナウンス部に異動した異例の経歴をもつ。プライベートでは17年に日本フェンシング協会太田雄貴会長(35)と結婚し、19年6月に第1子を出産。昨年10月に仕事復帰した。