ツイッターでの不適切な投稿をめぐり、来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証を降板した歴史学者の呉座勇一氏が、ツイッターアカウントを1週間後に削除すると報告し、あらためて謝罪した。

呉座氏は6日、ツイッターを更新。「呉座勇一です。私はツイッターの利用方法を誤り、多くの方の心を傷つけてしまいました。また、問題のあるツイートを含む過去ツイートすべてが多数の方の目に触れる状態も不適当です。このことを深く反省し、1週間後にアカウントを削除し、この場での活動を全面的に止めます」とし、「私のツイートにより傷ついた方々、ご迷惑をおかけした方々に重ねてお詫び申し上げます。この度は誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

呉座氏はツイッターで、女性研究者をおとしめる投稿を長期にわたって繰り返していたことが発覚。女性研究者が抗議、批判の声が高まったこともあり「一連のやゆ、誹謗(ひぼう)中傷について深く反省し、おわび申し上げます」などとした謝罪を投稿していた。