声優の浪川大輔が、かつて放送されたアニメ「BECK」の収録を振り返り、「自分のキャリアの中でも産みの苦しみが最高級だった」とつづった。

同アニメで主人公・田中幸雄の声を務めた浪川。19日にツイッターで「BECKは自分のキャリアの中でも産みの苦しみが最高級だった 挑戦は苦しみがつきまとうもの 8時間越えの収録などなど、その分いい想い出に変わる」とつづった。

同作を手掛けたアニメ監督の小林治氏が腎臓がんのため亡くなったことが18日、分かった。主要キャストの千葉恒美役を務めた声優の大畑伸太郎は同日、ツイッターで「受け入れ難い。俺の運命を変えた人。こんなふうに行動してみたいなと思わせた人。嫌な事は相手が誰でもノーと言い、好きなものへのリスペクトは全力。本当に凄い人だった」と、しのんだ。

桜井裕志役の奈良徹は「今夜はBECKを観ます 小林さんはやすぎますよ…」と悔やみ、斉藤研一役を務めたバンド「ロマンポルシェ。」の掟ポルシェは「監督、闘病生活お疲れさまでした。葬式行きますね」と悼んだ。