坂口健太郎(29)が22日、都内で、主演映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」(橋本一監督)の大ヒット御礼イベントに出席した。

18年4月期に放送された連続ドラマの映画版。現在を生きる刑事・三枝(坂口)と、過去を生きる刑事・大山(北村一輝)がつながるはずのない無線機を通じて協力し、未解決事件に挑む物語。

坂口にとって初の連ドラ主演作が映画となり、「劇場版ができることは、なかなかないこと」と感慨深げ。「何も分からないまま飛び込んだし、作品から教えてもらったことは多い。坂口健太郎と言えば『シグナル』と言ってもらえるのかな」と話した。

過去とつながる作品にちなみ、イベントでは一般から募集した「変えたい過去エピソード」をテーマにトークした。意中の人からクリスマスの誘いがあったにもかかわらず、うっかり寝てしまい返事ができなかった、という話には「甘酸っぱいですね」とどこか楽しげ。意見を求められると「寝落ちは意識の外の話なので仕方ない。寝落ちは許す派です」と、独特の励ましを送っていた。

また、劇中では銃を構えるシーンで腕が震えていたことを明かし「銃って重くて。いろんな角度から撮っているので、(姿勢を)保っていられないんです。そこに注目して」と自分の“過去”も明かしていた。