元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(58)が、第93回アカデミー賞で「ファーザー」の米俳優アンソニー・ホプキンスが主演男優賞を受賞した驚きをつづった。

年間130本以上の新作映画をチェックする映画通をしても知られる笠井アナ。今年も昨年に引き続き米アカデミー賞の予想をインスタグラムで行っていたが、ホプキンスの主演男優賞受賞に「えーーーーーーーーーーっ!大番狂わせ!大どんでん返し!サプライズ!なんて表現すればいいんでしょうか?」と驚きの声をあげた。

「『オスカーは白すぎる』との批判が渦巻いて、アカデミー会員に何千人もの非白人の人たちが増えてこれだけ多様性が結果となって現れている中、黒人のチャドウィック・ボーズマンが、受賞するのは確実と言われてました」と、20年8月に大腸がんで43歳の若さで亡くなったチャドウィック・ボーズマンさんが本命視されていたことに言及。「確かに、認知症で記憶が失われていく主人公を演じたアンソニー・ホプキンスは見事でした。素晴らしかったです」とした。

続けて、「でも、さらに驚いた事がありました そのホプキンスが出てこなかったんです!」と、ホプキンスが来場しなかったことにも驚き、「中継でも、ズームでも何でもいいと思うんですが、全く姿を表さず 授賞式はあっさり終わってしまいました 呆然です 最後に作品賞の発表を間違えて発表した、あの時以来の衝撃でした」とつづった。

なお、自身の予想では、主演男優賞以外の、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞を的中させ、「私の結果は5勝1敗 パーフェクトになりませんでした。これからますます精進します」とした。