アイドルグループ「民族ハッピー組」のメンバーで、昨年に演歌歌手としてデビューした望月琉叶(もちづき・るか、24)が26日、東京・港区の愛宕神社で、新曲「面影・未練橋」(28日発売)のヒット祈願を行った。

昨年7月に日本コロムビアから発売したデビュー曲「失恋慕情」は、オリコンの演歌・歌謡曲ランキングで初登場1位を飾り、週刊USENリクエストチャートでも首位を獲得する好スタートを切った。

初のヒット祈願に「最初は緊張しました。ただ神様に頼るのではなくて、自らも精進して結果を出したい。次はこの神社で、いいご報告ができるよう頑張りたい」と意欲満々だ。

新曲については「望月琉叶バージョンの『木綿のハンカチーフ』です。曲の中に出てくる『橋』というのは、離ればなれになってしまった2人の心をつなぎ合わせる“心の架け橋”という意味。とてもすてきな曲なので、多くの皆さんに聴いていただけたらうれしいです」とアピール。

母親の夢が演歌歌手になることで、その夢を引き継いだ。「美川憲一さんの『柳ヶ瀬ブルース』に魅せられて演歌を歌うようになりました。まだお目にかかったことがありませんが、いつかぜひお会いしたい」と目を輝かせた。

アイドル活動と演歌歌手の二足のわらじ。どちらも全力投球だ。「島津亜矢さんのように声を気持ちよく聴かせられるような歌手になりたい。ロングトーンをきかせた演歌を歌うのが自分の強みだと思っていますので、それを生かした歌をこれからも歌っていきたいですね。新曲は10万枚を目指していますし、今年はNHK紅白歌合戦に出場するのが大きな目標です」と話した。

4月27日から5月2日まで東京・浅草のヨーロー堂で無観客配信キャンペーンを実施。7月10日には、東京・浅草の雷5656会館でコンサートを開催する予定だ。