俳優鈴木亮平(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」(木曜午後10時)の第5話が6日に放送される。

主人公・刈部清一郎(鈴木)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。刈部まりあという女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれている。夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と出会う。弟の息子のレン(岩田琉聖)を引き取った清一郎は「俺のために恋愛しろ」と、あいこに仕事を依頼する。漫画のネタのために疑似恋愛するというミッションだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。2人の姿を描くラブコメディー。

第5話では、清一郎の家に居候するあいこが朝食の準備をしていると、インターホンが鳴る。あいこがモニターをのぞくと、そこには編集者の向後達也(片岡愛之助)が立っている。

あいこがいつものように玄関を開けると、そこには向後と共に威圧感のある女性がいた。それはあいこの姉、緒方るりこ(観月ありさ)だった。るりこは、あいこに会うためにアパートに行ったら取り壊されていたため、そこで出くわした男から情報を聞き出し、ここまで連れてきてもらったという。

リビングに通されたるりこは、いきなりあいこに清一郎と結婚する意思があるのか確認し始めた。「同じ屋根の下で同棲(どうせい)、イコール結婚」という厳格な考えを持つるりこ。幼いころから母親代わりとなって面倒を見てきてくれたるりこに心配をかけまいと、あいこが返答に窮していると、向後が清一郎ともども廊下に呼び出した。

清一郎のことをあいこの恋人だと思い込んでいるるりこに対し、向後が2人に提案したのは、清一郎とあいこの疑似恋愛。それも、すべては漫画「銀河天使」のネタのためだという。まさかの提案にあきれる清一郎だったが。