11日に放送された、女優松たか子(43)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(火曜午後9時)第5話の世帯平均視聴率が6・2%(関東地区、速報値)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。関西地区の世帯平均視聴率は9・0%。

松が演じる大豆田とわ子は、住宅建設会社「しろくまハウジング」社長で離婚歴3回のバツ3、40歳。松田龍平(37)演じる最初の夫でレストランのオーナー兼ギャルソンの田中八作との間に生まれた中学3年の娘・唄(豊嶋花=14)と暮らしている。2番目の夫のファッションカメラマン佐藤鹿太郎(かたろう)を東京03の角田晃広(47)、3番目の夫で「しろくまハウジング」顧問弁護士のエリート弁護士・中村慎森(しんしん)を岡田将生(31)が演じる。とわ子と3人の元夫たちの物語。

第5話で、とわ子の誕生日が近づくある日、唄が開業医の息子である彼氏と18歳になったら結婚することを宣言し、とわ子を困惑させる。親友のかごめ(市川実日子)に相談してみたものの、いつしか話題は八作との離婚のことに。「わたしも意地張ってたし、若さ故だね」と当時を振り返りながら、とわ子は離婚の原因を語る。

しろくまハウジングでは、話題のイベント会社からアートイベントの仕事が舞い込み、普段の住宅設計とはひと味違う華やかな仕事に社内は盛り上がりを見せていた。先方の社長・門谷(谷中敦)は、とわ子と同じ“バツ3”ということで、互いの離婚歴や結婚観で意気投合する。そんな中、とわ子は自分のバースデーサプライズを社員たちが準備していることに感づいてしまう。余計なことを知ってしまい仕事に手がつかないとわ子だったが、追い打ちをかけるように、突然門谷からプロポーズをされて大きく動揺する。

その晩、唄からそのことを聞いた八作、鹿太郎、慎森は、3人そろってとわ子のマンションへ。4度目の結婚を阻止すべく、珍しくタッグを組んで必死の説得を試みる鹿太郎と慎森を横目に、八作はとわ子にあるプレゼントを差し出す。

ところが後日、このプレゼントがきっかけで、とわ子は八作が心に秘めていた思いを知ってしまった。