前立腺ガンの最先端治療を行うため4月末にオーストラリアに渡った西郷輝彦(74)が12日、YouTubeチャンネル「西郷■(■は火ヘンに軍)彦最先端治療への挑戦」を開設した。

西郷はチャンネルの中で、コロナ禍の中、腫瘍マーカーの数値PSAが上がったため主治医と話し合い、意見が一致して4月初めにシドニーの病院とリモート会議をして、オーストラリア行きを決意したと明かした。

関係者によると、西郷はパソコンをはじめ、米アップルのパソコンを愛用しており、YouTubeチャンネルも撮影、編集などは、基本的に自ら行っているという。お手製でやっている裏には「とにかく前立腺ガンで悩んでる人たちに、まず私がこの体で体験して、お伝えするのも目的の1つ」と、自らの体験、情報を、自らの手で前立腺がんに悩む人に伝えたいという思いがあるという。

西郷は「最先端の前立腺ガン治療ということで、直るんだろうなって思うけどね。合う、合わないもあるし、合わなかったら最初の検査で帰される可能性だってあるわけだからね」と、自身の不安も含め率直にリポートしている。第2回はオーストラリアでの隔離生活の様子をリポートするといい「出来るだけ詳細にお伝えします。同じ病と戦う皆様の希望になれたら、大成功です」と力を込めた。