英国のエリザベス女王の孫、ベアトリス女王(32)が、従妹のヘンリー王子とメーガン妃夫妻の3度目の結婚記念日となる19日に第1子の妊娠を発表し、メーガン妃に対する仕返しだと話題になっている。

ことの発端は、2018年10月12日に行われたベアトリス女王の妹ユージェニー王女の結婚式で、メーガン妃が周囲に長男アーチー君(2)を妊娠していることを打ち明けたことにさかのぼる。

この時の話がメディアにも伝わって大きなニュースとなり、ユージェニー王女は晴れ舞台で主役の座を奪われた形となってしまった。

もちろんこのタイミングで秋に出産予定であることを発表したのは単なる偶然だった可能性もあるが、王室関係者はニューヨーク・ポスト紙に妹の結婚式で起きたことに対する仕返しであることは間違いないだろうと語る。

ユージェイニー女王自身はその後もヘンリー王子とは仲良く付き合っており、王室を離脱するまで暮らしていたフロッグモア・コテージで現在は夫と子供と共に暮らしている。

ヘンリー王子は先月、祖父のフィリップ殿下の葬儀に参列するために単身で帰国した際にも、フロッグモア・コテージに滞在して隔離されていたことが伝えられている。

しかし、姉のベアトリス女王はメーガン妃が妹からスポットライトを奪ったことを忘れてはおらず、このタイミングで発表することの意味を分かった上であえて妊娠の発表日に選んだと別の王室関係者も語っており、リベンジだった可能性が濃厚となっている。

姉妹はチャールズ皇太子の弟アンドルー王子の娘で、ヘンリー王子が結婚する前までは仲の良い関係だったことで知られている。メーガン妃も現在、第2子を妊娠中で今夏に出産予定といわれている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)