フジテレビは28日、「適応障害」治療のため芸能活動を休止し、同局系の7月期主演連続ドラマを降板した女優深田恭子(38)の代役に、女優比嘉愛未(34)を当てることを決定した。

相手役を俳優渡辺圭祐(27)が務めることも決まった。

タイトルは「推しの王子様」(木曜午後10時)。比嘉が演じるのは女性向け恋愛ゲームを手掛けるベンチャー企業社長の日高泉美。次回作に悩む中で、渡辺の演じる、自社の大ヒットゲームのキャラにそっくりの不作法、無教養、無気力なイケメン五十嵐航と出会い、彼を雇って理想の男性に育てる現代版の“逆マイ・フェア・レディ”的ストーリーという。

渡辺は、18年にテレビ朝日系「仮面ライダージオウ」の仮面ライダーウォズ役で俳優デビュー。今回、大抜てきとなり「オリジナルストーリーならではの新しい角度のロマンあふれる夢のような展開のお話で、航という役を演じさせていただけることを心からうれしく思います。夢や希望もなく、その日をぼんやりと生きることしか考えていない空っぽな航が、泉美との出会いを通し、人として成長していくさまを丁寧に演じていきたいです」と話している。

比嘉については「これまで比嘉さんの数々の作品を拝見させていただいておりました。ご一緒させていただくことを楽しみに、とにかく自分のできることに集中して、全力でぶつからせていただきたいと思います」と意気込んでいる。