OSK日本歌劇団の新トップスター楊琳(やん・りん)が6日、大阪松竹座6月公演「レビュー夏のおどり」(14~18日)の舞台安全祈願修祓式を行った。

同公演は4月に新トップスターに就任した楊のお披露目公演。この日は、OSKの劇団員、公演関係者が集まり、舞台の安全と公演の成功を祈願して修祓式を行った。劇団員はピンク色の紋付姿で客席にそろい、楊は黒紋付で舞台に上がり、祭壇に玉串を奉納した。

楊は07年に入団し初舞台を踏んだ。今年4月に新トップスターに就任。「今こうして新たな立場でここに立たせていただいています。本当に夢みたいで、いまだに信じられませんが、幼い頃の私のように大阪松竹座に立つOSKを夢見る子たちが、その夢をかなえられるよう、多くの方に愛される劇団を目指し、バトンをつないでいくのがこれからの私たちの使命だと強く思います」と語った。