菅田将暉(28)が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10時)の最終話が19日に放送される。同局は、ドラマのヒロイン有村架純(28)のコメントを発表した。

有村はクランクアップを迎え「お芝居ができて、純粋に芝居を楽しめる現場でした。この3カ月で感じていた純粋な気持ちを忘れたくないです」と感無量の様子。「みんなに救われたし、物語にも救われたし、私の今後の経験の中でとっても大切な作品に、心に残る作品になりました。本当に幸せでした。ありがとうございました」と続けた。

同作は、菅田、有村架純、仲野太賀、古川琴音、神木隆之介と世代を代表する豪華なキャスト陣が集結。5人を中心とした青春群像劇。

菅田、神木、仲野の3人は、売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」を演じる。3人がネタ作りにいつも集うファミリーレストランのウエートレスを有村が、有村の妹役を古川がそれぞれ演じる。

「マクベス」の3人がドラマ冒頭でコントを披露し、残りの53分間の物語の重要な伏線としてつながるという斬新な構成で物語が紡がれる。

マクベスの1番のファンとして、中浜家のお姉ちゃんを演じた感想も語った。

「まさか、オタクの部分に共感していただけると思ってなかったですし、オタクを演じようと思ってなかったんですね。ただただ一生懸命まっすぐに里穂子のキャラクターって、どういうキャラクターなんだろうっていうことを考えて、とにかく一生懸命生きたいなという思いでやらせてもらったら、まさかの、おオタク度が…。でも、本当に心から楽しんで、里穂子を生きられたと思いますし、それはマクベスの3人や琴音ちゃんだったりいろんな役者の方々が、里穂子というキャラクター像を作ってくれたのかなって思ってます」と振り返った。

「いろんな方向からキャラクターを詰めてもらったので、無事に演じ切ることができたのかなって思っています」と総括した。

マクベスの解散ライブも開催日は6月19日。失敗を経験しながらも、もがき、悩み、そして笑いながら生きてきた彼らの生き様。春斗が最後に導き出す自問自答の答えが明らかになる。