三浦友和(69)が24日、都内で行われた中国映画「唐人街探偵 東京MISSION」(陳思誠監督、7月9日公開)公開直前イベントで「ずっと、おかしいと思っているのは、何で、ずっとオリンピックやろうと思っているのかな、この人達」と東京オリンピック(五輪)の開催に疑問を呈した。

「唐人街探偵 東京MISSION」は、世界各国で事件を解決してきた国際的な探偵コンビを描く中国映画。15年公開のタイ・バンコクを舞台にした「唐人街探案」、18年公開の米ニューヨークでの騒動を描いた「唐人街探案」に続く、東京を舞台にしたシリーズ第3弾で、初めて日本で作品が公開される。妻夫木聡(40)がメインキャラクターの1人の日本人イケメン探偵・野田を、三浦は事件の依頼人であるヤクザの組長・渡辺を演じた。

作品にちなみ「探偵に解決して欲しいことは?」と質問が飛び、最初に答えた妻夫木は「コロナ、解決して欲しいですよね。それが1番」と答えた。三浦は東京五輪の開催に疑問を呈し「理由を話してくれない。理由も教えてくれないのは、何故なんだ? これを何とかして欲しい」と言い、苦笑いしつつも、一瞬、険しい表情を浮かべた。