ぺこぱが7日、かんぽ生命保険のスマートフォン用健康応援アプリ「すこやかんぽ」の「恋人・パートナーとワークアウト」イベントで、売れなかった時代にライブ終わりに2人で歩き、語り合った日々を思い出し、絆を深めた。

ぺこぱは、仲がいいコンビというイメージが強いが、松陰寺太勇(37)は司会から仲良くあり続ける秘訣(ひけつ)を聞かれると「(仲が良いのは)当たり前っていやぁ、当たり前。『仲、良いですね』と言われるけれど、忙しいから話すのが減った」と最近、コンビ同士の会話が減っていると明かした。「会話が減ったことによってボケに反応できないことは、ないわけではない」とお笑いにも影響が出ているという。

シュウペイ(33)も「現場、現場、お時間がなく、話したいんですけど…前ほどは出来ないかな」と会話が減っていることを認めた。2021上半期タレント番組出演本数ランキング(ニホンモニター調べ。1月1日~6月20日)では、松陰寺は208番組で15位、シュウペイが205番組で17位。昨今の多忙な状況が、言葉からもにじみ出た。

2人は売れなかった時代、お金もなくライブ後は駅から電車に乗らず、一緒に歩くことも多かったという。シュウペイが「お仕事をもらう前は、お金がなかった。歩いて帰った」と言えば、松陰寺も「ライブ後に『全然受けなかったな』と歩いて…」とうなずいた。シュウペイは「足が進まなかったですね。(そんなコンビでの散歩が)最近は出来ていない」と語った。

「すこやかんぽ」は歩数の記録管理を行い、目標の歩数を達成するとコンビニクーポンがもらえる抽選に応募できる。また、ラジオ体操のメロディーを流したり、動画でいつでもラジオ体操が出来る。カレンダーでラジオ体操をした日を記録することもでき、ラジオ体操実施後に判を押された経験を、再体験できる。2人はその機能を使い、壇上でウォーキングとラジオ体操を行った。息を切らせながらも「いい運動になる」などと笑みを浮かべつつトレーニング。ラジオ体操では、松陰寺がお約束のポジティブなMCでシュウペイのラジオ体操を盛り上げた。シュウペイは「相方と絆が深くなったのかな」と笑みを浮かべた。

ラジオ体操は、1928年(昭3)に、かんぽ生命保険の前身の逓信省簡易保険局が制定し、その普及活動を行って今年で93年になる。