来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本、小栗旬主演)の第4次出演者が8日、同番組の公式ツイッターで発表され、青木崇高(41)の出演が明らかになった。源氏の棟梁(とうりょう)の座を争う頼朝のライバル、木曽義仲(きそ・よしなか)を演じる。

ツイッターでは「頼ってきた者を追い出すような真似は出来ぬ。男には、守らねばならぬ道がある」のせりふとともに紹介された。

木曽は芥川龍之介、松尾芭蕉がほれ込んだ人物だったといい、青木は「『木曽義仲』とはとても魅力的な人物であったようです。牛に松明をつけて平家を襲撃した、という知識しかなかった私は自分がとても恥ずかしくなりました」。

また「三谷幸喜さんが描く木曽義仲を生きること、そしてこの『鎌倉殿の13人』に参加できることは大きな喜びです。どうぞよろしくお願いいたします」と意気込んでいる。

鎌倉時代を舞台に、小栗演じる北条義時が幕府の最高権力者に上り詰める姿を描く。脚本は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く3作目の大河となる三谷幸喜氏が手掛ける。

主演の小栗旬のほか、これまでに菅田将暉、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋らの出演が発表。第2弾出演者として新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行、第3弾出演者として江口のりこ、鈴木京香、市川染五郎らの出演が明らかになっている。