男女4人組バンド、SEKAI NO OWARIのメンバーSaori(34)が、「十年前は分からなかったことが分かる」と、30代となり、母となった現在の心境などについてつづった。

エッセー集「ねじねじ録」(水鈴社)を8月3日に発売するSaori。8日に更新したインスタグラムでは、「守るものがありながら、挑戦をすること。それには身体を動かして、休める必要があること」と書き出し、「無知によって人を傷つけないよう知識を得ること。それは結果的に愛と呼ばれて、人と繋がる手段になり得ること。十年前は分からなかったことが分かる。歳を重ねることは面白い。私の三十代の日々」と、意識の変化などについてつづった。

同エッセー集の内容については6月25日のツイートで「音楽の話以外にも、三年前にミレーナ(避妊リング)をつけた話や性教育について思うこと、夫婦の話や妊娠出産にまつわること、子育ての話なども書いています」と紹介していた。

Saoriは2017年1月に俳優の池田大と結婚。同年末に第1子となる長男を出産した。音楽活動のほかに、17年10月に小説「ふたご」で作家デビュー。同作は第158回直木賞候補となったが、受賞は逃した。