EXILE HIRO(52)が8日、都内で行われた プロダンスリーグ「D.LEAGUE」の年間表彰式となる「AWARD SHOW」に出席し、今月1日に終了した初年度を振り返った。

同リーグで、チーフクリエイティブアドバイザーを務め、毎試合Dリーガーたちの熱い戦いを見守ってきた。HIROは「ひと言、感動しました。本当に刺激やエネルギーをたくさんいただきました。(無観客で)声援もない中、しかもタイトなスケジュールの中でビックリしました」とDリーガーたちをねぎらった。

国内のダンス経験者は2000万人とも言われるほどのダンス王国でありながら、市民権をなかなか得られなかったダンサーたちの晴れ舞台になった。「改めてダンスのすばらしさとか、子どもたちに夢を与えられたり、Dリーガーにとっては親孝行にもなるし、ダンスを知らない人たちにも認められた場所になると感じました」と総括した。

11月14日に開幕する来季からは、これまでの9チームに加えて「dip BATTLES」と「LIFULL ALT-RHYTHM」の2チームが参戦する。HIROは「新しい風が吹いた時の化学反応が楽しみ。みんなが楽しくて、活躍できて、ギラギラしながらキラキラする場所を作っていければと思います」と話しつつ、今後に向けても「ダンスはスポーツであり芸術でもある“エンターテインメントスポーツ”。そこを追求していきたい」とさらに前を向いていた。【大友陽平】

○…パリオリンピックから正式種目となる「ブレイクダンス」で金メダル候補とも言われるKOSE 8ROCKSのISSEI(24)が最優秀選手(MVD)と、最もファンからの「FAV(いいね)」が多かった「MOST FAV DANCER」の2冠に輝いた。ISSEIは「何にも言えない…。最高の形で終われました」とステージ上で“勝利の舞”を見せた。