俳優ディーン・フジオカ(40)が12日、フジテレビの連続ドラマ「推しの王子様」(15日スタート、木曜午後10時、初回15分拡大)の第1話完成報告に出席した。他に比嘉愛未(35)、渡辺圭祐(27)、白石聖(22)が出席した。

比嘉が演じるのは女性向け恋愛ゲームを手掛けるペガサス・インク社の社長・日高泉美が主人公。フジオカはペガサス・インク社の副社長兼ゲームディレクターの三井倫久役。比嘉が大ヒットゲームのキャラクター、ケント様にそっくりの五十嵐航(渡辺)に出会い、社員として雇い自分の理想の男性に育て上げることを決意。白石はインターンとして働く大学生・古河杏奈役。

福井社長役についてフジオカが「すごく新鮮な気持ちで演じさせていただいています。演技のオン、オフを作るより、現場の雰囲気でその役柄に成り切った方がいいと思いました。空気感からいいシナジーが生まれる。キッチリやることはやって、現場をまいていこうと思っています」と話すと、比嘉が「毎朝のように『今日はまいていこう』って言うんです。私の中では『まきの王子様』です」と笑った。

フジオカは「まいて、1秒でも早く帰ろう。それがクオリティーにつながる。決して自分が早く帰りたいわけではありません。副社長って、微妙というか絶妙な立場。ペガサス・インクの現場をまとめる立場として、その先にあった答えが、大きな声を出してペース配分をコントロールして、気持ちよく仕事してもらうこと。労務管理って大事ですよね」と笑った。