15日に放送された、主演佐々木蔵之介のテレビ朝日系ドラマ「IP~サイバー捜査班」(木曜午後8時)の第3話の世帯平均視聴率が9・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが16日、分かった。個人視聴率は4・9%。

第1話の世帯平均視聴率は10・3%、第2話は10・4%だった。

サイバー犯罪と人間ドラマが絡み合うミステリー。佐々木は超デジタル人間のサイバー捜査スペシャリストの安洛一誠を演じる。

京都府警サイバー総合事犯係に、失踪人捜索の依頼が入る。多和田昭平(間宮祥太朗)の親友で建設会社の御曹司・松永大輔(木村了)の新妻・知里(徳永えり)が姿を消したのだ。結婚してわずか1週間後のことだった。本来、人探しはサイバー総合事犯係の仕事ではないが、安洛は、古宮山絆(福原遥)と多和田に捜査を命じる。

松永によると、知里はコンビニエンスストアに行くといって新居を出た直後、行方知れずになったという。だが、付近の防犯カメラに知里の姿は映っていないことが判明。携帯電話は電源が入っていなく、つながらないままだった。

また松永の話によると、2人は珍しい植物を紹介するコミュニティーサイトを通じて知り合ったことがわかる。1年前、知里から松永にメッセージが届いたのを機に、2人はSNS上でやりとりをスタート。半年前、初めて直接対面したところ、知里は髪形やファッションなどの外見から、好きな食べ物や趣味まですべてが理想どおりの女性だったため、松永は運命を感じ、結婚を申し込んだという。

安洛は、偶然や運命ではなく、知里が作為的に松永の理想を体現したのではないかと予測。結婚する前の知里にはもうひとつ別の顔があったのではないかと考え、ネット上で捜索を開始する。