お笑いタレントたかまつなな(28)が15日、都内で行われた、菅義偉首相(72)の素顔に迫ったドキュメンタリー映画「パンケーキを毒見する」(内山雄人監督、7月30日公開)公開記念シンポジウムで司会を務め、政治について持論を述べた。

昨年までNHKでディレクターとして活動していたたかまつ。「教育政策を取材したり、選挙報道をなんでこんなにNHKで報じないのだろうとか…本当にブラックボックス化しているな、と思った」と自身の経験を踏まえて語った。

また「この映画だけ見ると、政権批判なのかな、って思うかもしれないんですけど、私は政権が変わっても同じことが起きると思っている」と話し「どの党が政権の座についても今の日本の状態だとブラックボックス化してしまう。だから私たちが監視するということだったり、声を上げる事ってすごく大事。私たちの声っていうのは、皆さんの思っている以上に政治家も敏感だし、メディアも敏感」と危機感を示した。