女優木村佳乃(45)とお笑いトリオ、ジャングルポケットの斉藤慎二(38)が20日、都内で吹き替えを担当した映画「ジャングル・クルーズ」の日本語版完成披露試写会の舞台あいさつに出席した。

ディズニーランドの人気アトラクションから誕生した実写映画。アマゾンに眠る“不老不死の花”を求めて、ジャングル上流の奥深くへと挑むアトラクション・アドベンチャー。

女性植物博士リリー・ホートン(エミリー・ブラント)役の木村は「勇敢で、とても聡明(そうめい)な女性。(ディズニーランドの)アトラクションのジャングル・クルーズとそっくりな場面も出てきます。本当にドキドキハラハラしました」。

吹き替え初挑戦の斉藤はリリーの弟のマクレガー(ジャック・ホワイトホール)役。「信じられなかった。僕も大好きなアトラクションなのですが、本当にスケールが大きい。本当にジャングルに生きているような感じでした。2時間、自分の声を堪能できました」と話した。

吹き替えについて木村は「難しかったのは、今までで一番量が多かったのと、すごく早口だったこと。何回もチャレンジして作り上げた。驚いて『キャー』と叫ぶシーンは、ものすごく良くできた。叫び声をぜひ、聞いてください」。

斎藤は「吹き替えをやらせていただくのが初めてで、分からない部分が多かった。口(の動き)に合わせると、感情が入らない。感情を入れながら丁寧にやらせてもらいました。声量の強弱が難しかったです」と振り返った。

映画の中で探しに行く、不老不死の花が手に入った場合について、木村は「私はリリーと同じく医療に役立てます」。斎藤は「相方のおたけが占いで『7年後に死ぬ』って言われて、今6年たった。永遠の命をあげたい」と話した。