黒羽麻璃央(28)が企画プロデュースする若手俳優による野球大会「ACTORS☆LEAGUE2021」が20日、東京ドームで行われた。

コロナ禍でも、ライブエンターテインメントの楽しさを分かち合える場所を作りたいという黒羽の願いに賛同した37人が集結。尾上松也(36)率いる「DIAMOND BEARS」と、山崎育三郎(35)率いる「BLACK WINGS」が対戦し、6-1(規定で6回まで)で「DIAMOND BEARS」が勝利。MVPは適時三塁打を放つなど活躍し、独立リーグでプレー経験もある岩瀬恒輝(28)が受賞し、トヨタ「カローラ ツーリング」が贈られ「好球必打できました。免許を持ってないので、これから合宿に行ってきます!」と話した。

野球経験がある俳優たちが、憧れの東京ドームで躍動した。企画した「BLACK WINGS」黒羽はサウスポー。先発して2回無失点の好投をみせた。駒大苫小牧高で楽天田中将大投手の1学年先輩で、センバツ出場経験がある劇団EXILE八木将康(33)は左翼ポール際に大ファウルを放つなど、ハイレベルな戦いを繰り広げた。

さらに松也が「投手交代、俺!」。山崎が「代打、僕!」と監督対決も実現。山崎は三ゴロに倒れたが、見せ場も作るなど、白熱した接戦で1万5000人のファンを沸かせた。

コミッショナーを務め、オープニングでは自らが作詞作曲したテーマ曲「L・A・S・T」をオープニングセレモニーで披露した城田優(35)は「“東京ドームで歌う”というのが芸能界に入った頃からの自分の夢でした。コロナ禍ですが、お客さんが見ていただく中で開催できるということをありがたく思っています」とファンに感謝した。

黒羽も「最初は地方球場で仲良く楽しくできたらいいなと思っていました。それが東京ドームで開催できることになってうれしい驚きというか、野球人生において思い残すことはありません!」と話した。