カンテレの羽牟(はむ)正一社長が21日、大阪市内でオンラインの夏季社長会見を開いた。

羽牟社長は、昨年7月に終了したカンテレトークバラエティー番組「快傑えみちゃんねる」でMCを務めたタレント上沼恵美子(66)が終了時の同局の対応に不満を漏らしていることについて言及した。

今年7月上旬に大阪府内で行われた映画の舞台あいさつで、25年間続いた長寿番組が突然、終了したことについて「終わり方が、ものすごく失礼な局の対応だった。それが腹立ってね。だいたい終わるときは(改編時期の)9月までやらないといけないけど、やったらへんかったですよ」と興奮気味に明かした。

羽牟社長は「タレントさんの個人的な見解の発言についてコメントする立場にないと思っている」と話した。その上で「上沼さんには25年にわたり、番組にご出演していただき、感謝しています。それは変わっていません」とした。