カブトムシマニアの演歌歌手三山ひろし(40)が22日、都内で、恒例のファンへのカブトムシお渡し会を行った。カブトムシの育成が趣味の三山がファンへのプレゼントを始めて今回が3回目。昨年は70匹だったが、今年は183匹の育成に成功。オス・メス2匹ずつにして計36セットを配った。

三山は「昨年、赤いカブトムシに魅せられて、オークションで入手し、黒いカブトムシと交配させました。今年は色合いがバラエティーに富んでいて、ボルドー色の上品なワインの色合いのカブトムシも生まれました」。カブトムシの魅力については「幼虫数えて1年、成虫になって3カ月という寿命ですが、かぎ爪の鋭さなど、木にしがみつくやくましい生き方を見習いたい」と語った。

三山と言えばけん玉だが、師匠の教え子の中に、東京五輪の代表に選ばれた佐藤翔馬選手がいるという。「私と同じけん玉4段だそうです。故郷の高知で聖火ランナーを務めさせていただいたご縁もあり、佐藤選手を応援したい。金メダルを取ったら、一緒にけん玉をやりましょう。取れなくても、やりましょう」と声援を送った。

新曲「浮世傘」が来週28日に発売される。「渋くてかっこいい男の生きざまを歌いました。アウトロー的なしんを貫く、本当にかっこいい男です」と宣伝も忘れなかった。