ぺこぱが23日、都内で無料動画配信サービス「GYAO!」で29日から配信がスタートする新番組「ぺこぱ式○○!」(木曜午前0時更新、全8回)合同取材会を開いた。

「ぺこぱ式○○!」は、ぺこぱの2人が、2人のためにスタッフが考えたテーマを、事前打ち合わせなしで“ぺこぱ式”に「あ~でもない」「こ~でもない」と展開していく番組。ゴルフ初心者の2人を指導者なしでいきなりコースデビューさせたり、ぺこぱが自然体で楽しみながら挑戦していくのが見どころだ。

質疑応答では、ブレイク後、1度もサシで飲んでいないという2人のためにサシ飲みの場を用意する企画への質問が集まった。松陰寺太勇(37)は、サシ飲みを何年していないかと聞かれると「大分、やっていなくて…僕がいっこ、覚えているのは、とにかく唐揚げの大きい渋谷の居酒屋に2人で行って、ビール2、3杯飲んで、ちょっとお笑いの話しつつ、芸人の悪口を言う飲み会をしたのは覚えています。相方は覚えてないですけど…10年くらい前ですね」と振り返った。

シュウペイ(34)は「打ち上げで片方だけ芸人が飲みに行って…というのは、あるんですけど、うちらは、どっちも来ていて『2人とも…珍しいね』と言われる感じだったので」と、お笑いライブなどの打ち合わせに行っていたと説明。「2人でというのはなかったですけど誰かを交えて、というのは、よくあった。2人きりというのは…本当に覚えていない」と語った。

その後、サシ飲みをしなくなった理由についても質問が飛んだ。松陰寺は「きっかけがなかっただけ。打ち上げで、同じテーブルで相方がいたことはあった。2人きりで行くきっかけがなかった」と説明。シュウペイは「こうやってお仕事をいただく前は、本当にバイトとかで忙しい。ライブやってバイトみたいな感じ…2人のプライベートまでの時間は、必死だったから作らなかったのかな?」と振り返った。松陰寺も「お酒、飲まなくてもライブ前に十分、話が出来る時間があったので、単純に(サシ飲み)の必要と、きっかけがなかった」と続けた。

松陰寺には、シュウペイと最後にサシ飲みしたという10年前に、どの芸人の悪口を言っていたかという質問も飛んだが「ちょっと…発言を、お察しいただければ」と答えなかった。悪口を言った芸人の中で、現役はいるかと聞かれると「もう、いない人がほとんど。当時は自分たちが面白くなかったことを棚に上げて、そういう風にネガティブに捉えていた時期があった。その頃があったから、今はポジティブになれているのかなと思いますね」と笑みを浮かべた。その上で「誰か、人に向けて投げたヤリって、必ず1周、回って自分の後頭部に刺さってくるんだな、というのを生きていく上で学んだので。それ以来、まず自分を疑うところから始めました」と語った。