俳優森山未來(36)が23日、東京オリンピック(五輪)の開会式に出演した。

「A LASTING LEGACY」と名付けられたセクション。64年の東京五輪で各国選手団が持ち寄った種から育てた木の間伐材が「オリンピックリングス」に使用されているが、日本の伝統文化である木工技術や職人たちの姿と音を題材とした同セクションに登場した。

「スポーツ・若者・オリンピック精神・開催都市東京」を祝う16日間の祭典の開会にあたって、世界中の人々とともに、すでにこの世を去り、多くの影響を残した愛する人々を思い出す追悼の場を表現するパートでもあり、白を基調とした衣装で、祈りを込めるようなダンスを披露。その後、黙とうが捧げられた。

森山は俳優をはじめ、ダンサーとしても活動。13年に文化庁文化交流使として、欧州諸国で活動するなど、カテゴリーに縛られない表現者としても活躍している。