23日に行われた東京オリンピック(五輪)開会式で、各国選手団の入場行進曲として日本の有名なゲーム音楽が使用される中、コピーライター糸井重里氏(72)がディレクター、デザイン、シナリオを担当したゲーム「MOTHER」の音楽がないことへの失望と、閉会式に流れるのではないか? という期待の声が、ツイッター上で入り乱れている。

糸井氏はツイッターで、報じられた入場行進曲に使用されたゲーム音楽リストを引き合いにしつつ

「『MOTHER』がないけど、あわてずさわがず。」

「◆あわてずさわがずに なんのいみもないよ。あったら うれしかったろうけど。それだけのことさ。」

と淡々と状況を見つめている。

一方、つるの剛士はツイッターで

「『MOTHER』期待」

シンガー…ソング以来ター氏原ワタルも

「ヤバいゲーム曲だらけ MOTHERもあるといいな」

とツイートした。また複数のファンは

「MOTHERの楽曲は全部、閉会式に取っておいているはず」

と期待している。

「MOTHER」は、任天堂が1989年(平元)に発売したファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームで、1988年の米国を舞台にするなど、斬新な設定が評価された。テレビCMの「エンディングまで、泣くんじゃない。」「名作保証」も話題となった。94年にはスーパーファミコン用ソフト「MOTHER2 ギーグの逆襲」、03年はゲームボーイアドバンスで「MOTHER1+2」が発売された。