タレント東原亜希(38)が7月31日、インスタグラムを更新し、柔道男子日本代表監督で、東京五輪をもって退任することを表明した夫・井上康生(43)への思いをつづった。

「子供達寝かせてホッとしたら あれあれ 途端に涙が止まらない」と自然と涙があふれ出したことを告白。「悔しさではなく パパがアテネで負けてしまったあの日から 北京、ロンドン、リオ そして東京。17年 今日でやっと一区切りできた気がする この感情はなんだろう」と続けた。そして「ただの柔道ファンとして 選手の皆さん 毎日感動を ありがとうございました」とつづった。

井上は、日本男子が初の金メダルなしに終わった12年ロンドン五輪後、34歳の若さで監督に就任。16年のリオデジャネイロ五輪は2階級制覇を含む史上初の7階級全員メダルを成し遂げた。そして、今回の東京大会は7階級で日本男子史上最多の金メダル5個へと導いた。

選手としては00年のシドニー五輪は金メダルを獲得したが、04年アテネ五輪では準々決勝で敗退してメダルに届かず。08年の北京五輪では代表落選をするなど苦難が続いた。