東京五輪陸上の女子やり投げ決勝が6日に行われ、64年の東京五輪以来57年ぶりに決勝に進出した北口榛花(23)だったが、3投目が終了した時点で上位8人に残れず、入賞はならなかった。

実況の伊藤アナは「北口は悔しそうな表情です。いつもの北口のやりではありませんでした」。解説の小山氏は「3投とも同じ方向に行ってしまいました。修正ができませんでした」と話した。

北口は予選で62メートル06をマークし、全体6位で決勝進出を果たした。小山氏は「北口は今年、69メートルを投げている選手なんです」と紹介。さらに「競泳やバドミントンをやっていたので、とても肩がやわらかい。よくぞ、高校の先生はやり投げを勧めてくれました」などと解説していた。