滝川クリステル(43)のいとこで、17年にドラマ撮影中の事故で脊髄損傷の大けがを負った俳優滝川英治(42)が東京パラリンピック開会式に映像出演した。

会場を「パラ・エアポート」という空港にみたてた演出で、滝川は、管制塔から全体に号令を出すクルー役を務めた。

滝川は、帽子をかぶり、青い衣装を身につけて車いすで登場。穏やかな笑顔の後に、引き締まった表情で左右を確認し、ホイッスルを力強く吹いて、合図をすると、クルーたちが一斉に動きだした。

滝川は、「リポビタンD」のCMやミュージカル「テニスの王子様」などでブレーク。

17年にBSスカパー!のドラマ「弱虫ペダル2」の撮影中で自転車に乗っていたところ、転倒し、脊髄損傷を負い、車いす生活となった。

リハビリの一環で笛を吹いて肺活量を鍛えた経験から、今回の映像の演出にも笛が用いられたという。